感覚と応答の生物学(’23)の口コミ

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感覚と応答の生物学(’23)の基本情報

科目名:感覚と応答の生物学(’23)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境  
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(78.3点)
主任講師名:二河 成男(放送大学教授)

【講義概要】
生物に共通に見られる特徴の一つに環境への応答がある。これは、刺激の受容、その伝達、刺激に対する適切な応答の選択、実際の応答といった複数の段階を経るものである。動物であれば、受容は感覚器で行われ、その情報は神経系などを介して脳などの中枢神経系に伝達され、適切な情報処理が行われ、最終的に行動、生理的な変化、ホルモンの分泌などの応答となって現れる。異物に対する免疫応答も免疫系への刺激と応答と見ることもできる。また、植物や他の生物でも、刺激の受容と応答の仕組みを備えている。このような感覚と応答について、分子、細胞、組織、器官、個体、集団のレベルで解説する。

【授業の目標】
感覚や応答が、分子や細胞のレベルでどのように制御されているのかを学び、生き物が生きているとはどういうことかを考える。具体的には、1)感覚器官において刺激の受容はどのように行われているか。2)刺激の受容をどのように伝達するか。3)受容と応答において中枢神経系はどのような役割を果たすか。4)応答はどのようなものがあるか。これらのことについて、分子から個体・集団に至るレベルについて、さまざまな生物を例にこれら感覚と応答の生物における多様性と共通性の理解を目指す。

【履修上の留意点】
関連する科目名:「自然科学はじめの一歩(’22)」「初歩からの生物学」、「生物環境の科学(’16)」、「生命分子と細胞の科学(’19)」、「植物の科学(’21)」、「生物の進化と多様化の科学(’17)、「人体の構造と機能(’22)」
※この科目は、自然と環境コース開設科目ですが、生活と福祉コースで共用科目となっています。

https://www.ouj.ac.jp/

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