初歩からの生物学(’24)の基本情報
科目名:初歩からの生物学(’24)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:二河 成男(放送大学教授)、加藤 和弘(放送大学教授)
【講義概要】
生物学では、生物がいかに暮らし、命をつないでいくかを体系づけて理解することが大切である。生物は多様であるが、その体の構造や、遺伝のしくみ、生物種間の関係など、異なる生物であっても共通する部分が実に多い。この講義では、そのような共通部分に着目して、生物とはどのようなものであるか、ということを学ぶ。これまでの生物観の再確認と、新たな視点の付与を目指す。【授業の目標】
地球上には、実に多様な生物が暮らしている。それらの生物たちを個別に理解することも必要である。しかし、生物は多様に見えて、基本的な部分は共通する、物質、構造、事象からなる。よって、この講義では、DNA、細胞、代謝といった微視的な共通性から、個々の生物を統一的に理解する。さらに、生物と地球環境との関係や、異なる生物種の間にはたらく様々な作用といった、一見複雑な関係にも、生物に共通の基盤があることを認識する。このような学習から、生物だけでなく、生物に関わる物質から環境に至る統合的な視点を身に着ける。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
生物学に関する過去の知識を前提としないで理解できるよう、できるだけ分かり易い講義にしたいが、もし、分からない事柄が出て来た場合には、世の中には種々の啓蒙書があるので、それらを積極的にひもといて学習をしてほしい。生物学辞典や国語辞典も用語の理解に活用しよう。また、インターネットによる知識収集も大いに役立つので利用して欲しい。
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