入門微分積分(’22)の基本情報
科目名:入門微分積分(’22)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(64点)2022年度2学期(57.9点)
主任講師名:石崎 克也(放送大学教授)
【講義概要】
微分積分学が自然科学・工学の発展において中心的な役割を果たしていることは言うまでも無い。2つの変量の間に関数の関係があれば、それらの変化量の割合を記述するものとして、導関数を考える。一般に導関数を求めることを微分するという。その逆演算として積分がある。積分法を理解するということは、面積・体積などへの応用手段を獲得するというだけでなく、関数方程式を取り扱う領域への入場券を手にすることなる。この授業科目では、微分積分についての知識を前提とせず、大学レベルの微分積分を展開する。【授業の目標】
微分積分学の基本事項を理解することを目標とする。一般論の理論の把握に努め、具体的な計算では自ら手を動せるようになることを期待する。新しい概念を真に身につけるためにはその概念になじむことが必要であり、数学的な言い回し、数学記号も繰り返し使用することによって違和感がなくなることを実感してほしい。また、基本事項をおろそかにせず、丁寧に積み上げることの重要性を体得することを心がけていただきたい。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
本科目は実1変数関数の微分積分に限っている。実多変数関数や複素変数関数へ勉強を進めたい学生へは学部開設科目「解析入門(’24)」を履修することを推奨する。また、積分法の先にある微分方程式論については、学部開設科目「微分方程式(’23)」を履修することをお勧めする。当該科目と学部開設科目「演習微分積分(’19)」をセットで履修することが効果的であるが、同時でなくとも差し障りはない。履修の順も問わない。実際には、印刷教材・放送教材を参照しながらノートを作成し、演習問題などを自ら解答することが望ましい。
※この科目は、2016年度以降のカリキュラムの方においては自然と環境コース開設科目ですが、情報コースで共用科目となっています。
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