中国と東部ユーラシアの歴史(’20)の基本情報
科目名:中国と東部ユーラシアの歴史(’20)
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(83.3点)2022年度2学期(62.3点)
主任講師名:佐川 英治(東京大学教授)、杉山 清彦(東京大学教授)
【講義概要】
古代から現代にいたる中国の歴史を東部ユーラシア世界とのかかわりのなかでみていく。10億をこえる「漢民族」はどのようにして生まれたのか、多民族国家である中国は諸民族をどのようにして統合してきたのか、中国はアジアにどのような影響を与え、またアジアからどのような影響を被ってきたのか。中国が大国としての道を歩もうとしているいま、アジアのなかの中国の歩みをふりかえり、中国とアジアの関係を歴史的に把握する方法を示す。【授業の目標】
膨大な人口、広大な国土をもち、民族自治区や一国二制度をとる中国は、近代ヨーロッパの国民国家とは異なる性格をもっている。その中国はいま政治・経済・軍事、さらにはITの分野で、日本とアジアに大きな影響をもたらそうとしている。日本人として知っておくべき中国とアジアの歴史の基礎知識を修得し、アジアに対する視野の広い歴史観を獲得することで、現代のアジアと向き合うための教養を身につける。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
印刷教材や放送教材をよく学習し、自ら参考文献や歴史資料にアクセスして学ぶことが大切である。インターネットは大いに活用すべきであるが、参考文献には本講義の理解を深めるために必須のものを挙げているので、極力読んで学習すること。
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