空間と政治(’22)の基本情報
科目名:空間と政治(’22)
メディア:テレビ
科目区分:社会と産業
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(74.3点)2022年度2学期(75点)
主任講師名:原 武史(放送大学客員教授)
【講義概要】
政治というのは抽象的なものではなく、具体的な空間のなかで行われるものです。本講義は同じ主任講師が担当した「日本政治思想史(’21)」の応用編であり、イデオロギーではなくアーキテクチャに注目することで、日本における政治と思想の関係に新しい角度から迫ろうとするものです。日本政治史を建築の観点からとらえ直した御厨貴編『権力の館を考える』(放送大学教育振興会、2016年)の方法を、日本政治思想史にも導入しようとしたものともいえます。【授業の目標】
①大極殿や江戸城のように政治空間であることが明らかな空間はもちろん、街道や鉄道、駅、広場、住宅などのように、一見政治と無関係のように見える空間であっても、政治とのつながりを読み取れることを理解すること。②こうした視点を通して、西洋や中国、朝鮮とは異なり、自然と人為を分ける発想が弱く、思想が空間をつくるよりはむしろ空間が思想を形作る傾向の強い日本固有の政治的特徴を、主に近世から現代にかけてのさまざまな空間を取り上げながら明らかにすること。主にこの2点を目標とします。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
高校卒業程度の日本史の知識を有していることを前提とします。この科目を履修する前に「日本政治思想史(’21)」を履修していることが望ましい。
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