地球温暖化と社会イノベーション(’18)の基本情報
科目名:地球温暖化と社会イノベーション(’18)
メディア:テレビ
科目区分:社会と産業
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(79.2点)2022年度2学期(71.7点)
主任講師名:六川 修一(防災科学技術研究所主幹研究員)、向井 人史(国立環境研究所客員研究員)
【講義概要】
温暖化に代表される地球環境問題は人類ならびに地球全体の問題である。これまで、温暖化の原因研究や将来の影響予測等とともに、緩和策・適応策に関する研究や議論がIPCCやCOPの場で長く行われてきた。そして、2015年COP21「パリ協定」が締結され、ようやく途上国、先進国が一丸となって、温度上昇の目標設定、緩和量の各国目標設定、資金提供、これらに対する観測、報告、評価などに向けて初めての一貫した方針が出された。本講座では、これまでの地球温暖化問題の研究の歴史とともに研究成果を整理した後、政府、企業、研究機関、市民それぞれの現在の取り組み内容を俯瞰し、この問題解決のために人類が取り得る行動とその可能性について考える。【授業の目標】
地球環境問題(特に地球温暖化)を科学的に正しく理解した上で、これまでの地球温暖化防止に向けた国際社会、政府、企業、市民の取り組みを俯瞰し、自治体や民間企業で行われている先進的な試みについて理解を深める。更に、大幅な温室効果ガス削減のための研究実証事例や期待できる成果を理解する。最終的には、受講生ひとりひとりがこれらを自身の問題と捉え、問題解決に向けてもっとも納得できる行動に結びつけることが本講座の目標である。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
本講座だけでは、進化する産業や対策、改善、適応などに貢献できる技術などをリアルタイムにすべて解説することは、極めて難しい。そこで補足手段として、Webの設置などにより、可能な限りニュース性のある情報や研究の取り込みを行う予定である。また、各地域に存在する環境系コミュニティとの連携や全国にある学習センターの活用を通して、受講者のコミュニティ作りなども検討することで、受講者自らによる地球環境改善等の活動を促したい。
※この科目は、社会と産業コース開設科目ですが、自然と環境コースで共用科目となっています。
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