生命分子と細胞の科学(’19)の基本情報
科目名:生命分子と細胞の科学(’19)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度2学期(75点)2023年度1学期(77.8点)
主任講師名:二河 成男(放送大学教授)
【講義概要】
生物は、細胞を基本単位としている。細胞は、自身の持つ遺伝情報を基に、自身で利用するタンパク質を作り出す。そして、細胞内では、それら作り出したタンパク質や、タンパク質によって合成された生体高分子が働いて、細胞は様々な機能を発現することができる。このようなしくみによって、生物の生命活動は維持されている。本講義では、生命活動の基となる分子の働きを見るとともに、それらの分子が細胞内で働くことにより現れる、遺伝情報の発現、細胞分裂、情報伝達、分化等の細胞に特徴的に見られる現象を紹介する。そして、それらの理解を基にして発展してきた、新たな遺伝情報や細胞を利用した技術についても解説する。【授業の目標】
DNAに記された遺伝子の情報からどのようにしてタンパク質が作られるのか、タンパク質がどのように働いて細胞の活動が維持されるのかを理解することにある。これらの生物に共通する分子や細胞のしくみに関する知識の習得を通して、生命科学を基盤とする新たな技術やその倫理的な側面について、自分自身で考える力を身につけることを目標とする。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
「初歩からの生物学」を学んでおくことが望ましい。「植物の科学(’21)」もあわせて学ぶことにより、分子や細胞の働きによって生物個体が維持されていることを総合的に理解できる。「暮らしに役立つバイオサイエンス(’21)」「生物の進化と多様化の科学(’17)」などを理解する基礎となる。
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