現代を生きるための化学（’２２）の口コミ

現代を生きるための化学（’２２）の基本情報

科目名:現代を生きるための化学（’２２）
メディア:ラジオ
科目区分:自然と環境　　
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度2学期（67.4点）2023年度1学期（68.3点）
主任講師名:橋本　健朗（放送大学教授）

【講義概要】
現代社会と繋がりの深い話題を取り上げながら化学を学ぶ。物理化学、有機化学、無機化学、生化学、分析化学、放射線化学、環境化学他、基礎的内容で広く化学を学ぶことで、化学の視点、問題意識、基盤とする概念や考え方の理解を深める。現代社会で化学がどのように活用され、どんな役割を果たしているか、さらに気候変動、エネルギー、医療など、化学と深く関わる社会的課題の本質と解決の試みを考察する。次々と登場する課題の本質を理解する基礎力を養成する。化学のフロンティアを想像し、高度な内容の科目に進む力をつける。

【授業の目標】
粒子、エネルギー、結合といった化学の基盤となる概念、化学の考え方、物質のとらえ方の理解を深める。化学観、物質観を育み、豊かで安全な生活を支えている化学という学問を自らの言葉で語れるようになる。環境、エネルギー、医療など未来にも影響しうる現代の課題の本質を、化学の知識を活用して冷静に分析し、合理的判断、選択ができるようになる。化学が発展してきた歴史も踏まえ、現代化学の視点、問題意識を理解し、より高度な科目を学ぶための準備、あるいは履修後の自発的な発展学習の動機とする。

【履修上の留意点】
生活やサバイバルに役立つ知識の提供を目的とした科目ではない。化学式の暗記や計算技術の獲得を目指す科目でもない。「現代を生きるための化学(’18)」の既修者も履修できる。内容が大きく変わっている。化学を能動的に学習することにより、学問としての論理だて、社会との繋がりを含む知識の体系化、進んだ内容の化学を学ぶ準備として役立てる科目。「初歩からの化学」を履修済みであることが望ましい。

https://www.ouj.ac.jp/

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