博物館展示論(’16)の基本情報
科目名:博物館展示論(’16)
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(92.5点)2022年度2学期(87.5点)
主任講師名:稲村 哲也(野外民族博物館リトルワールド館長、放送大学名誉教授)
【講義概要】
この講義では、人類の遺産、歴史、文化、自然や科学が、いかにして博物館の展示として表現されるのかを、事例を通じて理解するとともに、展示のもつメッセージ性について学ぶ。まず、博物館の種類、展示の種類、展示の構造などの概要を学んだあと、日本と世界の博物館の事例を通して、まず博物館展示の多様な特徴を理解する。さらに、博物館の設立や特別展、リニューアルなどの過程やその背景を知り、多様な展示を比較しながら、展示のコンセプトやメッセージがどのように表現されるのかを理解する。また、博物館展示と社会との相互作用や、展示にこめられたメッセージ性や政治性について考える。【授業の目標】
まず、博物館の展示とは何かを理解し、多様な博物館の展示の手法、工夫、技術等について、事例を通して学ぶ。また、博物館の展示のコンセプトやメッセージが実際にどのようにして具現化されるのかを、博物館の設立、特別展示、リニューアルなどを通じて学ぶ。さらに、展示制作者(発信者)が、研究をどのように展示に活かすのか、観覧者(受信者)や社会とどのように向き合うのか、それをコンセプトにどのように組み込み、展示に反映させるのか、などの動的な営みについても学ぶ。最後に、国家や社会の体制、大きな歴史的な脈絡のなかで、博物館展示がどのようなメッセージ性や政治性をもつのかについて考える。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
単位認定試験には、映像教材からも比較的多く出題する。
※本科目は実務経験のある教員による授業科目です。
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