人文地理学からみる世界（’２２）の口コミ

人文地理学からみる世界（’２２）の基本情報

科目名:人文地理学からみる世界（’２２）
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期（68.3点）2022年度2学期（71.3点）
主任講師名:佐藤　廉也（大阪大学教授）、宮澤　仁（お茶の水女子大学教授）

【講義概要】
大学レベルの人文地理学初学者のための入門として、人文地理学に特有の見方・考え方を身につけることを目標に、世界や日本の多彩な事例をとりあげながら、わかりやすく解説する。導入部分につづいて、まず環境と人間の関係をとらえるためのいくつかの研究視角を紹介し、さらに都市と空間へのアプローチへと進む。その際、環境問題や災害・防災、都市化、グローバル化、少子高齢化といった現代的課題に言及する。また、近年急速に発展してきたＧＩＳ（地理情報システム）の考え方や応用例を紹介し、現代社会の分析における可能性を示す。

【授業の目標】
人文地理学に特有の見方・考え方を身につけるとともに、変化の急速な社会の理解に有用な地理学的分析の枠組みや手法について概観を得る。またこれらの理解の上に、現代的問題へのアプローチの方法に接することをめざす。あわせて、高等学校までの地理のイメージのリニューアルをはかりたい。

【履修上の留意点】
「「人新世」時代の文化人類学(’20)」「総合人類学としてのヒト学（’18）」「環境と社会(’21)」「社会調査の基礎(’19)」「地理空間情報の基礎と活用（’22）」「社会学概論（’21）」も受講することが望ましい。

https://www.ouj.ac.jp/

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