アメリカ史:世界史の中で考える(’24)の基本情報
科目名:アメリカ史:世界史の中で考える(’24)
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:小野沢 透(京都大学教授)、肥後本 芳男(同志社大学教授)
【講義概要】
アメリカ合衆国(以下、アメリカ)の歴史は、他国とは異なるきわめてユニークな一国の歴史として語られがちである。しかし、アメリカの歴史は外部世界から隔絶して展開したわけではない。アメリカは、常に世界経済の一部であり続け、外交的「孤立」を選んだとされる時代にすら外部世界の政治情勢や思想などの影響を受けながら発展を遂げた。本講義は、政治史を基本に据えつつ、経済史、国際関係史、社会史などの知見を取り入れながら、世界史の一部としてアメリカの歴史的発展を描き出し、アメリカのユニークさをも世界史的な視野の中に立体的に位置づける。【授業の目標】
・アメリカ史の展開を、閉じられた一国史としてではなく、世界史の中に位置づけて理解する。
・世界の中のアメリカ史を、政治、経済、社会、人の移動、国際関係などの多面的視点から理解する。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
高校レベルの世界史の知識があるのが望ましい。高校世界史を復習する余裕がある方は、アメリカ史に直接関係する事項だけではなく、近現代全体(だいたい16世紀以降)を復習しておけば、本講義の理解を深められるだろう。
※この科目は、人間と文化コース開設科目ですが、社会と産業コースで共用科目となっています。
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