地域生活を支える社会福祉と法(’24)の基本情報
科目名:地域生活を支える社会福祉と法(’24)
メディア:ラジオ
科目区分:生活と福祉
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:平部 康子(佐賀大学教授)、木村 茂喜(西南女学院大学教授)
【講義概要】
本講義は、社会福祉と法の関係を主題とする。社会福祉の領域において人権がいかに具体的に尊重されているか、それを保障するために、社会福祉にかかわる事業者、行政機関、立法機関、紛争解決機関の役割と責任が構成されているかを学ぶ。
本講義では、裁判例をはじめとする具体的な事例を取り上げ、制度全体を貫く法の原理・原則を学ぶ。そのために、人権理念と社会福祉の関係を再検討するとともに、現代的な権利と義務の問題に関する基本的な視点をおさえ、かつ実践的な課題にも応えようとする。利用者の権利擁護や紛争解決に関わる、福祉職、看護職、法律職などの関連職種にも役に立つものとなるだろう。【授業の目標】
社会福祉に関する法制度は、地域社会での生活や家族とのかかわりを含めて、最も現代的な課題を見せる法領域の一つである。本講義では、頻繁に改正される社会福祉に関する法制度の本質を学ぶとともに、裁判例などの事例を通して、社会福祉と法の関係について理解することを目標とする。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
社会福祉の権利構造に関する記述が多いので、福祉領域に関する科目をあらかじめ履修しておくことが望ましい。また、生活者として、市民としての権利と国家・自治体の責任に関係することも多いので、法律関係の科目も受講していることが望ましい。
※この科目は、2016年度以降のカリキュラムの方においては生活と福祉コース開設科目ですが、社会と産業コースで共用科目となっています。
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