生物の進化と多様化の科学(’17)の基本情報
科目名:生物の進化と多様化の科学(’17)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(79.4点)2022年度2学期(80.1点)
主任講師名:二河 成男(放送大学教授)
【講義概要】
地球上で誕生した生物は、40億年近くかけて進化してきた。その結果、今日では大きな生物多様性が見られるようになった。この生物の変遷について、生物の誕生から、細胞の進化、様々な生物の繁栄と絶滅、植物や動物の多様化、そして人類の誕生に至るまでを紹介する。また、このような生物の進化のしくみについて、ダーウィンが明らかにした自然選択説、木村資生による分子進化の中立説といった、基本的な理論についての説明や、最近の知見である、形態やゲノムの進化機構、あるいは寄生や共生といった生物間の関係の進化と変遷についても合わせて紹介する。このように本講義では、「進化学」の入門として、生物の進化とそれに伴う生物の多様化について総合的にみていく。【授業の目標】
生物がもつ独特の性質である進化するという特徴、その結果として、生物界が多様化していく現象に関して、基本的なしくみを学ぶ。さらに、化石となった過去の生物、現在の地球上で暮らす生物がどのような進化の道筋をたどってきたか、そして生物の進化は遺伝情報の進化でもあることから遺伝情報そのものについての進化についても、具体例を通して学んでもらう。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
本講義を履修するにあたっては、学部での導入科目の「初歩からの生物学」を履修しておくこと、あるいは同水準の生物学を既習していることが望ましい。また、「生物環境の科学(’16)」「生命分子と細胞の科学(’19)」「植物の科学(’21)」も学習するとよい。
※この科目は、自然と環境コース開設科目ですが、生活と福祉コースで共用科目となっています。
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