イノベーション・マネジメント（’２３）の基本情報
科目名:イノベーション・マネジメント（’２３）
メディア:ラジオ
科目区分:社会と産業
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度2学期（87.5点）2023年度1学期（91.2点）
主任講師名:伊藤 宗彦（大手前大学教授）
【講義概要】
本講義では、初めて学ぶ受講生を対象に、イノベーションの本質を理解するとともに、その基礎的な用語や考え方を習得することを達成目標とする。本講義では、大きく、二つの側面よりイノベーション・マネジメントを考えていく。まず、今まで世の中に存在していなかった新しいアイデアを生みだすというイノベーションの「創造性」について理解する。次に、引き出された抽象的なアイデアを、具体的な製品やサービスという形で実現する組織やそのマネジメントについて学ぶ。本講義では、基本理論を網羅し、事例を基にわかりやすく解説する。【授業の目標】
本講義では、イノベーションについて初めて学ぶ受講生を対象に、その本質を理解するとともに、その基礎的な用語や考え方を習得することを達成目標とする。イノベーションについて、20世紀初頭のシュンペーターに始まり、1970年代からのイノベーションの定義、その後、オープンイノベーション、サービスイノベーション、そして近年のデジタルイノベーションに至るまで、イノベーション・マネジメントはどのように社会実装されていったのか、そのマネジメントについて理解する。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
本講義では、イノベーションについて、「革新的な技術」という意味では扱わない。イノベーションという用語は、技術だけを指すのではなく、広く、社会において、新しいものを創造するという概念であり、モノだけではなくサービスなどにも広く適用される経済用語として考えていく。つまり、イノベーションという用語は広義・狭義を含めて、さまざまな解釈があるが、本広義では、経済効果をもたらす革新という概念として捉える。
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