『方丈記』と『徒然草』(’18)の口コミ

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『方丈記』と『徒然草』(’18)の基本情報

科目名:『方丈記』と『徒然草』(’18)
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(91点)2022年度2学期(89.6点)
主任講師名:島内 裕子(放送大学客員教授)

【講義概要】
『方丈記』と『徒然草』は、日本の古典文学の中でも、とりわけよく知られているだけでなく、後世の文学や美術に及ぼした影響力が大きかった作品である。両作品とも、明晰な論理性と気韻に富む文体で、人間認識と社会認識などの多様な思索を展開しており、圧倒的な写実力と説得力を特徴としている。本科目では、両作品の本文を味読することに加えて、その先蹤としての『枕草子』も取り上げる。テレビの長所を利用し、美術化された作品や、数々の注釈書の挿絵や、ゆかりの場所を映像として提供する。これによって、この二つの名作は現代社会に身近で切実な作品となり、「よりよく生きる」意味を受講者が考える契機となることが期待される。

【授業の目標】
第一に、『方丈記』と『徒然草』の文学世界を、ゆかりの地のロケや、写本・板本によって、実際に目のあたりにすることで、名作誕生の現場に立ち会う臨場感を持つ。第二に、両作品の原文を、写本や板本を示しながら、音読のリズムを体感し、原点への理解を深める。第三に、『方丈記』や『徒然草』が依拠した、日本や中国の古典との関わりを知ると同時に、両作品が後世に影響を与え続けており、現代文学としても機能している事実を理解する。第四に、両作品の絵画化された美術作品に触れ、文学と絵画の相互交流性を認識する。

【履修上の留意点】
放送大学の国文学関連のラジオ科目としては、「日本文学と和歌(’21)」「樋口一葉の世界(’23)」「『枕草子』の世界(’24)」などがあるが、本科目は唯一のテレビ科目である。古典文学の学習に際しては、写本や板本の実物に触れることや、作品にゆかりの場所を実際に訪れることが、重要である。さらには、原文を見ながら、文法や語句の意味を学ぶことで、作品のメッセージを直接的に摑み取ることが可能になる。本科目は、テレビの特長を最大限に活かした内容であるので、ラジオ科目で学んだことを、視覚を通して確認してもらいたい。

https://www.ouj.ac.jp/

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