西洋の美学・美術史(’24)の基本情報
科目名:西洋の美学・美術史(’24)
メディア:テレビ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:小田部 胤久(元東京大学教授)、宮下 規久朗(神戸大学教授)
【講義概要】
美学は美・芸術・感性(美的なもの)を主たる考察対象とする学問である。まず、西洋における美学という学問の成立とその後の展開を明らかにし、その上で、芸術という観念の成立と変貌、美と快の関係、美的なもの、創作、解釈、批評などの主題を論じる。西洋の美術史は人間像を中心とする。まず西洋美術の大半を占めるキリスト教美術の成り立ちや展開を聖母や幻視といった主題を中心に概観し、さらに死、性、食、自然といったテーマがいかに造形と結びついたかを、ときに東洋の事例と比較しながら多くの作品によって考える。【授業の目標】
西洋の美学
1)美学とは何か、その基本的な意味を理解する。
2)美学の主題としての美・芸術・感性(広義における)について、歴史的・理論的に考察する。
西洋の美術史
1)キリスト教美術が西洋美術にはたした役割とその意味について理解する。
2)死や性といった主題が美術にはたした役割とその意味を理解する。
3)肖像画・風俗画・風景画・静物画といったジャンルの特質とその役割を理解する。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
美術をはじめ芸術一般に興味があり、かつ高校程度の世界史・倫理の知識を有していることを前提とする。
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