原初から/への思索-西田幾多郎とハイデッガー-(’22)の基本情報
科目名:原初から/への思索-西田幾多郎とハイデッガー-(’22)
メディア:ラジオ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(55.2点)2022年度2学期(58.3点)
主任講師名:秋富 克哉(京都工芸繊維大学教授)
【講義概要】
西田幾多郎とハイデッガーは、激動の20世紀を代表する世界的哲学者である。彼らはそれぞれ、東洋と西洋の精神的伝統に深く根差す一方、現実世界の動きを受け止めて独自な思索を展開した。両者が生前直接に交わることはなかったが、それぞれが独立に、かつ同時代的に展開した思索には、様々な興味深い重なりが認められる。本講義では、双方の哲学を突き合わせ、各思想の独自な内実とその継承的発展の立場を考察し、それら全体の現代的意義と可能性を検討したい。【授業の目標】
1)西田とハイデッガーが哲学の伝統をどのように受け止め、どのような思想を展開したかを理解する。
2)両哲学の展開を共時的に対照させ、また共通の主題設定のもと各々の思想内実を考察し、現代的視点から両哲学の可能性を探求する。
3)両哲学に積極的に関わることで新たな方向性を開こうとした3人の日本人思想家を取り上げ、その立場を考察するとともに、改めて「西田とハイデッガー」の思想的可能性を照射する。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
基本的なところから進めるつもりであるが、狭義の哲学のみならず、東西世界の精神的伝統、芸術や宗教等にも関心を持っていることが望ましい。
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