官民の人的資源論(’24)の基本情報
科目名:官民の人的資源論(’24)
メディア:オンライン
科目区分:社会と産業
単位数:1単位
主任講師名: 原田 順子(放送大学教授)
専門担当講師名: 今井 由紀子(内閣府官民人材交流センター主任調整官)、稲継 裕昭(早稲田大学教授)
【講義概要】
経営学において組織で働くヒトの探求は、経営管理の一分野としてなされてきた。人的資源管理という学問領域は、営利企業を主な対象としているが、昨今では非営利組織の研究も注目されている。1980年代に世界では公的組織の人事管理が民間部門に接近するニュー・パブリック・マネジメントが発生し、その後、日本にも波及した。現在、わが国では官民を問わず、経済の低成長、労働力の減少と高齢化など、共通の課題に向き合っている。官と民では組織の目的や成り立ちが異なるが、共通項もみられる。それぞれを相対化して知識を深めることは、令和時代の混沌とした人事管理の理解のための格好の題材である。この講義は民間部門と公的部門の人的資源について実態および理論から論じる。【授業の到達目標】
実態、学説、実務家・専門家のコメント等から官民組織の目的や成り立ちの差異と類似性を学習することにより、人的資源管理についての基礎知識を身に付け、理解を深める。人事管理は変化するものであるが、自身の視点から体系的に考察できるようになることを目指す。【成績評価の方法】
成績評価は、各回(計8回)の小テスト(70%)とレポート(30%)の提出により行う。
※オンライン上の学習で評価する。放送授業と異なり、通信指導や単位認定試験は行わない。また、単位修得できなかった場合の再試験制度も設けていない。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
併せて学習すべき科目は特に指定しないが、さらに知識を広げたい場合には、「経営学入門(’24)」と大学院科目「人的資源管理(’22)」の関連部分が参考になるであろう。
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要となる。詳細は本学ウェブサイトを参照のこと。
※事情により、科目内容を一部変更する可能性があります。
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