現代に生きる現象学-意味・身体・ケア-(’23)の口コミの基本情報
科目名:現代に生きる現象学-意味・身体・ケア-(’23)の口コミ
メディア:ラジオ
科目区分:人間と文化
単位数:2単位
単位認定試験平均点:2023年度1学期(57.5点)
主任講師名:榊原 哲也(東京女子大学教授)、本郷 均(東京電機大学教授)
【講義概要】
現象学は20世紀初頭、フッサールによって創設された哲学だが、その後、時代に要請された問いに応答しつつ、「現象学運動」と呼ばれる独自の多様な思想運動として展開された。それはこの哲学が「事象そのものへ!」を標榜することで、むしろさまざまな事象に導かれ、「事象そのものの方から」思考を育むからである。本科目では現代に生きる現象学の可能性をさぐるため、フッサールとドイツでの現象学の展開の概要を押さえ、フランスにおける現象学の独特の展開を辿り、最後に現代における現場への展開として「ケアの現象学」を考察する。それにより受講生が自らの現場で現象学的思索を育めるようになることを目指す。【授業の目標】
1.フッサール現象学とその後のドイツの現象学の展開について説明できる。
2.フランスにおける現象学の展開を説明できる。
3.「ケア」という事象に現象学がどのようにアプローチするかを説明できる。
4.自らの現場での経験を現象学によって深めることができる。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
特になし。
※この科目は、人間と文化コース開設科目ですが、心理と教育コースで共用科目となっています。
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