生物環境の科学(’25)の基本情報
科目名:生物環境の科学(’25)
メディア:テレビ
科目区分:自然と環境
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:加藤 和弘(放送大学教授)
【講義概要】
環境は、生物の生息のありようを大きく左右する。環境の構成要素として、非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物もまた、環境の構成要素である。というのは、生物はほとんどの場合単独では生きておらず、近隣に生息する同種あるいは他種の生物と密接な関係を保ちながら生きているからである。本講では、生物の生息に影響を及ぼす環境条件について、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて説明する。さらに、長期的な視点に立った場合に、環境が種分化や進化にどのように関わり得るのか、その概要を紹介する。【授業の目標】
・生物にとっての環境とはどのようなものであるのか、生物的環境も含めて理解する。
・生物個体の相互の関係が、生物の生息、生存にとって重要であることの概要を把握する。
・人間が他の生物の生活に大きな影響を及ぼしていることについて、都市、農村、河川などにおける具体例を通じて認識を深める。
・生物にとっての環境を理解することは、生物の進化を考える上で不可欠であることを学習する。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
各回の学習にあたっては、まず印刷教材を複数回熟読すること。その際、キーワードとして挙げた語、および本文中で強調した語についてその意味を理解すること。その上で放送教材を視聴すること。視聴後、視聴時のノートやメモを整理し復習の上で再度印刷教材を熟読して、理解を深めること。本講義を履修するにあたっては、学部での基礎科目の「初歩からの生物学」を履修しておくこと、あるいは同水準の生物学を既習していることが望ましい。本科目は、従来開設されていた導入科目「生物環境の科学(’16)」の内容をもとに、新たな知見を取り入れて制作し直したものである。
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