これからの住まいと建築（’２５）の基本情報
科目名:これからの住まいと建築（’２５）
メディア:テレビ
科目区分:社会と産業
単位数:2単位
単位認定試験平均点:
主任講師名:堀部 安嗣（放送大学教授）
【講義概要】
近代以降、私たちの生活環境は激変しました。衣食住は劇的に楽になり地球規模で人口が急増しました。しかし近代がもたらした便利さや快適さの裏側にエネルギー問題や気候変動といった深刻な問題を抱えるようになりました。そんな現実の中でこれからの住まいと建築はどうあるべきなのでしょう。近代以前の生活に戻ることはできません。反対に技術を過信して急進的に住まいや建築の未来の姿を追い求めるだけも大きな危険が伴います。近代の可能性と危険性を同時に見つめていた近代建築家の思想を読み取り、それをヒントにしながらこれからの住まいと建築を考えてゆきます。【授業の目標】
住まいや建築を概念的ではなく、自身の体験や体感と併せながら実体的に捉えてゆくことを促します。平面的な解釈ではなく、多面的に複合的に建築を考えることを目標とします。さらに自身の住まいや地域環境にも関心を持ち、どうすれば身近な環境をより良いもとすることができるかを習慣的に考える力を養います。誰もがこれからの100年後を見据えて、今できることを考えなければならないことは言うまでもありません。世界が抱える大きな問題に対して決して傍観者になってはいけないのです。【履修上の留意点】
https://www.ouj.ac.jp/
住まいや建築はどんな人にとっても身近な存在です。よい建築と出会えれば生涯にわたってのよき相棒となります。そして本授業で紹介する建築などを実際訪れてみたくなる気持ちや実際に訪れる実行力を大切にしてください。また放送教材による学習の前後に印刷教材による学習を行い、事前学習としてはシラバスや印刷教材に示されたキーワードを中心に重要な用語を把握してください。事後学習としては印刷教材で指定された課題等に取り組んでください。
これからの住まいと建築（’２５）の口コミ
口コミ投稿お願いします。
Submit your review | |
コメント